雑学ひろば
イースター島チリ領の太平洋上に位置する火山島で正式名はパスクア島(スペイン語)。モアイの建つ島として有名である。チリの首都であるサンティアゴから西へ3,700km、タヒチから東へ4,000kmの太平洋上に位置し、周りにほとんど島が存在しない絶海の孤島である。4世紀前後に、同じポリネシアのマルケサス諸島から渡ってきた人が、イースター島に暮らすようになったといわれている。10世紀には人口も増加し、最盛期では1万5千人を超えていたといわれる。しかし、モアイ製作やカヌー製造、農耕の拡大などで伐採が進み、島全体から森林が消えてしまう。そのため大規模な飢餓が発生し、部族間の紛争が起こり、人口は激減してしまう。1872年当時の島民数は、僅か111人であった。閉鎖された空間に存在した文明が、資源争奪戦の結果、戦争により滅亡したこのような歴史は、現代文明においても、未来への警鐘として言及されることが多い。
太陽銀河系の恒星の一つで、太陽系の物理的中心であり、太陽系質量の99.9%を太陽が占める。推測年齢は約46億年。太陽はほぼ完全な球体だが、地球型惑星や衛星などと異なり、はっきりした表面が存在しない。太陽は、中心核(コア)・輻射層・対流層・光球・彩層・遷移層・コロナからなる。76億年後には中心核の温度は約3億Kにまで上昇し、ヘリウムの燃焼が始まる。やがて中心核がヘリウムの燃えかすである炭素や酸素で満たされると、最終的に太陽は現在の200倍にまで巨大化し、続いて太陽は脈動変光星へと進化し、その後、太陽は白色矮星となり、何十億年にもわたってゆっくりと冷えていく。
ポセイドンギリシア神話に登場するゼウスの兄で、海・泉・地震・馬・塩の男神。とくに海洋を司る神として知られている。古くは大地の神であったと思われ、異名の1つに「大地を揺らす神」というものがある。エーゲ海に住むギリシャ人にとって重要な存在で、武器は三叉のほこを持ち、嵐も静寂も彼の支配下にあったとされる。また人間にはじめて馬を与えた神として人びとの厚い信仰を受けている。トロイア戦争ではトロイアの王ラオメドンが城壁を建造した際の報酬を踏み倒した事を根に持っていたためにアカイア側に属している。
応仁の乱室町時代の8代将軍・足利義政のときに起こった内乱。室町幕府管領の細川勝元と山名持豊らの有力守護大名が争い、九州など一部の地方を除く全国に拡大し、その影響で戦国時代に突入するきっかけとなった。応仁の乱は京都が主戦場であったが、後半になると地方へ戦線が拡大していった。応仁の乱の長期化は、将軍義政の気紛れと優柔不断さが最も大きな原因となったといわれ、さらに、応仁の乱は室町幕府の形骸化を引き起こし、終結から100年足らずにして室町幕府を滅亡へと追いやった。社会は下克上の風潮が大勢を占め、戦国乱世の世の幕開けとなった。
徳川家康家系は三河国の土豪 松平氏の男系男子・子孫。戦国時代に三河国岡崎に生まれ、人質として忍従の日々を過ごすが、桶狭間の戦い以後、織田信長の盟友(事実上は臣下)として版図を広げ、本能寺の変で信長が明智光秀に討たれると、その混乱に乗じさらに勢力を広げた。豊臣秀吉との小牧・長久手の戦いを経て秀吉に従い、豊臣政権の五大老筆頭に列せられるが、秀吉の死後は関ヶ原の戦いで勝利し、征夷大将軍に任ぜられ、江戸に幕府(江戸幕府・徳川幕府と呼ぶ)を開く。当時としては極めて長寿の75歳(満73歳4ヵ月)まで生きた。
現金現金とは一般には現金通貨のことを指し、現金通貨とは強制通用力を有する貨幣のことで、現在の日本を例に挙げれば日本銀行券と政府発行の補助貨幣がそれにあたる。一般的にはキャッシュ、お金とも呼ばれる。現金という言葉が用いられる場面としては、『預金通貨に対して、現に貨幣として存在している通貨を指す場合』『振り込みやクレジットカードなどによる預金決済に対して、現に貨幣を用いて行う決済を指す場合』などがある。資産形態としての長所は、決済用預金でない預貯金に比べて破綻の恐れがないこと、株式や債券、不動産などに比べて額面下落の恐れがないことなどである。
渋谷東京の地名で渋谷駅を中心とした街。新宿、池袋と並ぶ三大副都心で東京を代表する繁華街の一つであり、西武百貨店・東急百貨店・パルコ・丸井などのデパートや専門店・飲食店などが立ち並ぶ。ファッションや文化、アートなどの発信地としての地位を確立し、若者の街として知られる。渋谷駅前には忠犬ハチ公の銅像があり、待ち合わせの目印としてよく利用される。古くは塩谷の里とよばれていたが、平安時代末期から鎌倉時代に掛けて、この付近を本拠としていた武将・渋谷氏がこの地を領地とし、これが地名の由来になったという説がある。
スペインヨーロッパ南西部のイベリア半島の大部分を占める国。首都はマドリード。日本ではスペインと呼んでいるが、本国のスペイン語では『エスパーニャ』や『エスパニョル』と発音する。江戸時代以前の日本ではスペイン語の発音に近い『イスパニア』という呼称がつかわれていた。食習慣はかわっていて、一日に5回食事をする。【朝、起きがけにパンなど】【午前11頃に軽い朝食】【午後2時ごろにフルコース】【夕方におやつ等の軽食】【午後9時頃に軽めの夕食】。イタリア、フランスに並ぶワインの産地。南部のアンダルシア地方のジプシー系の人々から発祥したとされるフラメンコという踊りと歌でも有名である。
ドワイト・D・アイゼンハワーアメリカ合衆国の第34代大統領。テキサス州デニソンで七人の息子の三番目として生まれた。第二次世界大戦中はヨーロッパの連合軍最高司令官として活躍した。アイゼンハワーの大統領時代は、ソ連を筆頭とする東側諸国とアメリカ合衆国を代表とする資本主義陣営との冷戦の時代であった。大統領就任中は人気を保持していたが、退任したあとは、若く活動的な後継者ジョン・F・ケネディと比べられ、何もしない大統領だったと批判されてその評価は下がった。
イソップ寓話日本ではイソップ物語・イソップ童話と呼ばれることが多い。紀元前6世紀に奴隷のアイソーポスが作ったといわれているが、それ以前からいくつかの寓話はあったという説もある。【有名な話】アリとキリギリス、ウサギとカメ、北風と太陽、金の斧、嘘をつく子供(オオカミ少年)、狐と鶴のご馳走、ガチョウと黄金の卵、ネズミの相談、3本の棒、ずるい狐、熊と旅人、ねずみの恩がえし、すっぱい葡萄、獅子の分け前、犬と肉、鳥の王さまえらび、かりゅうどときこり、馬をうらやんだロバ、おじかとライオン、からすときつね、ありとはと、卑怯なコウモリ、フクロウと鳥たち、バッタをとる子供とサソリ、ハチとヘビ、若い泥棒とそのお母さん、金のライオンを見つけた男、農夫とその子どもたち…etc
東京都都道府県の一つであり、日本の首都。神奈川県、山梨県、埼玉県、千葉県と隣接する。1943年7月1日に東京府と東京市を統合した形で、東京都が設置された。1999年に石原慎太郎が都知事に就任してから、品川、丸の内、汐留及び臨海副都心などの再開発が目覚ましい。【東京都が策定した副都心】新宿副都心、上野・浅草副都心、大崎・品川副都心、池袋副都心、錦糸町・亀戸副都心、東京臨海副都心、渋谷副都心。戦後は首都たる東京の復興を最優先したが、東京オリンピックによって戦後復興は終結し、東京は高度経済成長の中で新しい日本の政治・経済の中心として大発展を遂げる。
カルシウムカルシウムは骨や歯などをつくっている栄養素で、99%は骨と歯に、残りの1%が血液などの体液や筋肉などの組織にある。この1%のカルシウムが出血を止めたり、神経の働きや筋肉運動など、生命の維持や活動に重要な役割をする。カルシウムの多い食品は、牛乳、小魚、海草、大豆および大豆製品、緑黄色野菜。カルシウムが不足すると、【歯や骨がもろくなる】【イライラしやすくなる】【高血圧症や動脈硬化のリスクを高める】【心臓の筋肉の収縮異常を起こし、心筋梗塞のリスクを高める】【出血時に、血が止まりにくくなる】などの症状がおこりやすくなる。
ペストことの始まりは、リウー(主人公の医者)が階段でつまづいた一匹の死んだネズミだった。やがて、次々と死者が出はじめ、リウーは死因がペストであることに気付く。新聞やラジオがそれを報じ、町はパニックになる。楽観的だった市当局も、死者の数は増える一方で、その対応に追われるようになる。やがて町は外部と完全に遮断される。ランベール(記者)が妻の待つパリに脱出したいと言うので、コタールが密輸業者を紹介する。コタールは逃亡者で町を出る気はなかった。パヌルー神父は、ペストの発生は人々の罪のせいで悔い改めよと説教する。一方、リウー、タルー、グランは必死に患者の治療を続ける。少年が苦しみながら死んだことも罪のせいだと言うパヌルーに、リウーは抗議する。確かに罪なき者はこの世にはいないのかも知れない。やがて災厄は突然潮が退いたように終息する。人々は元の生活に戻ってゆく…
マルガリータロサンゼルスのバーテンダー、ジャン・デュレッサー氏が考案したカクテル。テキーラベースにホワイトキュラソーとライムジュースでシェイクし、スノースタイルのグラスに注ぐ。さっぱりとした飲み口で、男女問わず人気のあるカクテル。名前の由来には悲しい背景があり、考案したバーテンダーの亡きメキシコ人の恋人の名前からつけられた。まさに恋人に捧げるカクテルで、ベースにも彼女の故郷のメキシコのテキーラが使われている。
野球の歴史(日本)1871年に横浜の外国人居留民とアメリカ軍艦「コロラド号」の乗員との間で野球の試合が行われたのが日本で初めての野球といわれている。翌年から東京大学の外国人教師ホーレス・ウィルソンによって学生の間で野球が広まる。1920年に設立された「日本運動協会」が日本のプロ野球の始まり。1936年ごろまでには次々と数球団が設立され、現在のようなペナントレース式の試合が定着していった。現在の日本のプロ野球は12球団で、セントラルリーグ(セ・リーグ)とパシフィックリーグ(パ・リーグ)の6球団ずつに分かれ、それぞれの優勝チームがシーズン最後に日本一をかけて決戦する。
トヨタカップ欧州チャンピオンズリーグ覇者と、南米リベルタドーレス杯覇者によるクラブ世界一決定戦のこと。1960年よりインターコンチネンタルカップ(ヨーロッパ・サウスアメリカカップ)としてホーム&アウェイで行われていた。日本の自動車メーカー「トヨタ」が全面バックアップでおこうなうので名称に「トヨタ」がつくようになった。トヨタカップとなった1981年以降の戦績は、南米が11勝、欧州が12勝。過去5年では欧州が4勝1敗と優位。試合は90分間 (前後半各45分)で同点の場合は15分間の延長戦を最大2回行う。開催地は日本。
ローリング・ストーンズロンドンで結成され1963年にレコードデビューし、現在まで40年以上一度も解散することなく第一線で創作を続けるイギリスのロックバンド。ロック・バンドの代名詞的な存在でローリング・ストーンズを崇拝するアーティストは数知れない。イギリス出身の白人のバンドでありながら、黒人の音楽であるブルースを心から尊敬し、影響を受け、表現した。さまざまな流行の音楽をも取り入れ、さまざまなアクシデントを乗り越えつつ、デビュー40年周年を超えた21世紀に至ってもなお、リズム・アンド・ブルースをルーツとしたロックンロールという音楽で、第一線で現役を貫き通している。
シャム猫原産地はタイで王室や寺院で大切に飼われいた記録がある。ヨーロッパには19世紀末ごろにわたった。細い骨格に筋肉質なスラリとしたボディは前肢よりもうしろ肢のほうが長く歩くと優雅な動きをする。四肢、頭、耳、尾の濃いスポットが最大の特徴の猫。大きく広がった耳、サファイアブルーの瞳、ほっそりとしたV字型の顔がオリエンタルムードを感じさせる。日本においても一昔まえはこのシャム猫が血統猫の代名詞だったが、今では飼う人も減っている。性格はわがままなところもあるが、遊びが大好きで、飼い主にはよく甘える。愛情が深く、感受性豊かな猫。とくに高い所に上がるのを好む
名作映画『アリゾナ・ドリーム』1992年、フランス製作、監督:エミール・クストリッツァ。出演:ジョニー・デップ、ジェリー・ルイス、フェイ・ダナウェイ、リリ・テイラー、ヴィンセント・ギャロ。不毛の地アリゾナを舞台に奇妙な登場人物たちが織りなす、一風変わったオフビートな人間喜劇。旧ユーゴスラヴィア、サラエボ出身のエミール・クストリッツァ監督が初めてアメリカを舞台に選び、異邦人の目から見たアメリカン・ドリームとその影を、不思議な浮遊感覚で描いている。
ビーグルもっとも小型のハウンドドッグ。古代の猟犬の子孫といわれており、スヌーピーのモデルにもなった犬種。エリザベス王朝時代のイギリスでは、野ウサギ狩りの猟犬として紳士たちに重宝されていた。小柄だが筋肉質で、がっしりした体つきは実際よりも大きく見える。嗅覚が大変鋭いため猟犬としては優秀。体は健康で強く、あらゆる天候に適応するため飼育しやすいとされる。また、性格は穏やかで素直。人懐っこく陽気な犬でもある。猟犬らしく一度追いかけた獲物はあきらめないが、人に対して攻撃することはない。
更新日 2008年12月02日